コツ

うまくいかない人を馬鹿にしてはいけない理由【不動産賃貸営業マン】

世の中には262の法則というものが存在します。ビジネスの世界においてはかなり有名な話なので、知っているという人も多いのかなと思います。ちなみにぼくがこの法則を知ったのは、営業マンになってから4年目くらいのことでした。当時転職した大企業の上司が親切に教えてくれた事なのですが、当時の僕にとっては目からうろこの内容だった為今でも鮮明に覚えています。

この記事を読んでくれている人は2つのタイプの方だと思います。

  1. うまくいかない人
  2. うまくいっている人

どちらかではないでしょうか。どちらとも感じていない人というのはこの記事にそもそもぴんと来ないと思います。

うまくいかない人にとっては、今後も前を向いて頑張る為の力になれるように。うまくいっている人にとっては、さらにうまくいくために、周囲をどう理解し、巻き込んでいくかのヒントになれるように書いています。

人が一人でできることには限りがありますが、周囲の人を巻き込んで物事を進めていくことができれば強大な力を発揮することができるようになります。これが組織です。

あなたが本当に成功を掴むためには、組織として成功できる人間にならなくてはなりません。自分にも必ず役割があることを理解し、組織の中でどう立ち回るべきなのかを考えるきっかけにしてみてください。

うまくいかない人を馬鹿にしてはいけない理由【不動産賃貸営業マン】

以前トップ営業マンとして活躍していたぼくは、本当に人をよく見下していたことを覚えています。今となってはとても反省していますし「あの時あんなこと言わなければ・・・。」といったちょっとした後悔は数多くあります。

しかしぼくはこの法則を理解することでこういった考え方から脱却することができました。ぼくは大企業で営業マンをしていたころ、在籍していたチームで日本一になったのですが、これができたのは間違いなくこの法則を理解し、組織として動くことができたからにほかなりません。

それではその法則とは何なのか。262の法則です。

仕事ができる人が2割、そこそこが6割、できない人が2割になるようになっている

262の法則というのは、組織の構成比の話です。簡単に言うと「デキる人が2割」「そこそこの人が6割」「デキない人が2割」の割合で、必ず組織は成り立っているという法則です。

全ての組織は実はこの法則のような構成比でできているという事なんですね。初めて聞いた時は驚きとともにちょっとよくわからなかったのを覚えています。

確かに組織によっても『成果を出す組織』『成果が出せていない組織』があると思うのですが、『成果を出す組織』の人間全員ができる人間というわけではないんです。逆に『成果を出せていない組織』の人間全員ができない人間というわけでもありません。

それぞれ対照的な組織ですが、それぞれの組織の中で262に分かれています。『成果を出す組織』の中にも、その中ではできない人が必ず2割存在し、『成果を出せていない組織』の中にもその中ではできる人が2割存在するんですね。

できる人が辞めても、別のできる人が必ず生まれる

そしてこの262の法則の面白いところは、常に割合を維持し続けるところにあります。

どういうことかと言うと、もし組織の中のできる人が辞めたり異動になったりしていなくなってしまったとします。できる人がいなくなるという事はその瞬間の話をしたら痛手なのかもしれませんが、実は何の心配もいらないというのが本質なんです。

というのも、できる人が辞めたとしても262の法則は維持されるので、必ず別のできる人がその組織の中で誕生することが決まっているからなんですね。

以前ぼくはこれを大きく勘違いしていました。できる人はずっとできる人だし、できない人はずっとできない人だと思っていました。でもそれは大きな間違いだったんです。

できない人が辞めると、別のできない人が生まれる

これはできない人側の2割にも言えることです。これもぼくは衝撃的な事実でした。

できない人には辞めてもらえばいいと思いませんか?極論かもしれませんが、ぼくはそう考えていた時期がありました。しかし、この考え方は実は本質的に間違っていたんですね。

できない人が辞めたとしても、別のできない人が生まれるんです。これが本当に不思議だったのですが、いくつかの組織を見てきてそれは本当に起こっている事実でした。そして、不思議でならなかったぼくは一度当事者(今まではそこそこだったのにできない人になってしまった人)に話を聞いてみたんです。

池田「最近調子悪いみたいだね。何かあったの?」

彼「うん。○○(今までできてなかった人)が辞めてからうまくいかなくて。あいつができなかったおかげで、あいつに飛んでいっていたことが、今では自分に飛んでくるようになってしまったみたいなんだ。」

要するに、できない人がいてくれたおかげでその彼は『そこそこできる人』のポジションにいることができていたんです。見ていてちょっと辛かったですが、その彼はみるみるできない人のレッテルを張られ、意気消沈して自信を無くしていってしまったのを覚えています。

組織としてうまくいく方法を考えることが最もうまくいく方法

ちょっと切ない話をしてしまったのですが、これが本質なんだという事をぜひ理解してください。何が言いたいのかと言うと、組織としての成功を考えることも大切だという事です。今自分ができない人間かできる人間かというのは、今いる組織の立ち位置の問題でしかないんです。

できる人がいればできない人がいます。でもこれは裏を返すと、できない人がいるからできる人がいるという事もできるという事なんです。

全員ができる人の組織など絶対に存在しない

ぼくは昔「全員ができる人間で組織を作りたい」と考えていました。今となってはそんな考えは捨てましたが、少数精鋭の組織にあこがれを抱き、夢見ていました。

断言します。全員ができる人の組織など存在しません。

そして、全員を自分と同じレベルにまで育て上げたいという欲求も、まず満たすことは不可能だと覚えておいてもらいたいと思います。勘違いしてほしくないのですが、これはあきらめているわけではなく、そういうものなのだという理解のもとに組織運営をしていくことが重要なのだという事です。

全員をできる人間にする必要はないんです。かならずできない人が2割存在し、6割はそこそこどまりになることを頭に入れて行動をしていきましょう。ぼくはこの考え方ができるようになってから、人のせいにしたり、人になにかを押し付けることを辞めることができました。ぼくが営業マンのチームで日本一になったのは、この考え方になってからです。

自分の役割は何なのかを理解し、組織の一員として機能する

自分は仕事ができるという人も、できないという人も考えてほしいことがあります。それは自分の役割です。

例えば「デキる人」はその組織の先陣を切って常に結果出し続けることが役割です。皆に成果を見せ続けることで、実現できるすばらしさを教えてください。

「デキない人」にもできることはあります。それはひたむきな努力です。何かをコツコツやったり、周りがついやらなくなってしまっているようなことを丁寧にこなしていってみてください。営業マンとしての成果は今大きく出せていなくても、そういったあなたがやってくれている仕事は、必ず組織の役に立っています。

できる人もできない人も同じ組織の仲間です。できるからできない人を見下すのではなく、一緒に頑張っていこうよと手を取って進んでいってください。できない人も卑屈にならず、できることがちゃんとあることを知り、腐らずにひたむきにこなしていってください。

この関係性が出来上がったチームは本当に強いです。実際にぼくはこれで日本一になったので間違いないと断言しておきたいと思います。

あなたにも必ず役割がある。それを見つけよう。

今話したように、人には必ず役割があります。それを是非見つけてください。

自分で自分の役割がわからないという人は、上司や仲間に聞いてみてください。自分では「こう」と思っていたとしても、周囲から期待されていることは全く異なっていたりします。そして、その周囲から聞いたことというのが、その組織にとってあなたにやって貰いたい事です。

できないからと卑屈になるのを辞めましょう。確かにできる人に比べたらできないことはあるのかもしれません。でも、あなたが日々やっている仕事がなければ、できる人もそこまでの成果を出すことはできません。組織の役には必ず立っていることを理解し、自分の役割を見つけてください。

できるからと言って見下してはいけません。組織で勝つためには、みんなの力が絶対に必要です。そして、本当にできる人というのはひとりで戦うことはしません。天下を取る武将というのは必ず周囲の力を借りて天下を取っています。自分だけ強いからという理由だけで天下は絶対にとれません。できる人なのだからこそ、できない人の使い方がうまくならなくてはいけないという事なんです。

まとめ

世の中の組織はすべて262の法則によりできています。できない人がいない組織は存在しませんし、できる人がいない組織というのもまた存在しないのです。

できる人が辞めれば、別の人ができる人になります。また、できない人が辞めてしまえば、別の人ができない人になってしまいます。これは悪いことでも何でもなく、そういうものだという認識を持つことが非常に大事です。

組織の一因には必ず役割があります。自分だけでその役割はこれだと考えていると、大体の場合間違っていることが多いです。組織の中の他の人間に聞いてみて、確認してください。

組織というのは、その中でできる人なのかできない人なのかというのは正直あまり問題ではありません。できればできる人になりたいというのは心理としてあるのかもしれませんが、今あなたができない人だからと言って焦ることもありません。いつかできる人には必ず慣れます。焦らず今できることをひとつづつこなしていきましょう。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
月収50万円稼ぐ営業マンになるためのノウハウを、無料メルマガで伝授します

る営業マンへ送る究極のノウハウ本発売中

著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。