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不動産賃貸営業マンの閑散期は5~12月【月別の特徴も解説します】

賃貸仲介営業の閑散期は5~12月です。それ以外が繁忙期になりますので1~4月が繁忙期です。ざっくり分けるとこんな感じですが、その中でも特に動きが鈍い月や、閑散期の中でも売上がたちやすく、準繁忙期といえる月もありますので、詳しく解説します。

  • 5~7月は閑散期
  • 8月は超閑散期
  • 9,10月は準繁忙期
  • 11月は閑散期
  • 12月は超閑散期

簡単に言うとこの流れです。繁忙期については別途解説していますので、リンクをご覧ください。
※賃貸仲介業の繁忙期についてはこちらをご覧ください。

それではそれぞれの閑散期の特徴についてお話ししていきます。

賃貸仲介営業の閑散期1つ目:【5~7月】

以前は繁忙期というと1~3月と言われていました。実際一番売上がたつのは1~3月で間違いないのですが、最近は4月もかなり動くようになってきていますので、僕は4月までが繁忙期だと思っています。なので、閑散期は5月からという認識でOKです。

5月もまぁまぁ数字を作れたりすることがあるので、準繁忙期枠でもいいかなとも思ったんですが、4月に比べれば多少売上が落ちることも多いですし、ゴールデンウィーク次第でかなり数字が変わってくるので閑散期扱いにしています。8月の超閑散期に向けて5,6,7月と売上が緩やかに落ちていくイメージになるので、5月も閑散期ととらえておいた方が気持ち的にも楽かなとも思っています。動く層としては、単身が多少多いと思います。

賃貸仲介営業の超閑散期1つ目【8月】

最初の超閑散期は8月です。先ほど5月の売上はゴールデンウィーク次第だといいましたが、要するに賃貸仲介業は長期連休に弱いんです。もちろん長期連休中にいらっしゃるお客さまもいるのですが、いつもの土日や祝日と比べるとかなり来客数は落ちます。

長期連休中はそもそも自社も休みになるという会社さんもあると思います。そうなると当然ですがその連休中には売上が立てられません。

また、8月が超閑散期になる理由の一つに「暑さ」も関係しています。意外と多いのが「8月は熱いので引っ越しは涼しくなってから。」というお客さまです。これにより、8月中から部屋は探すが、引っ越しや入居は9月がいいという方も多くいます。そうなると契約開始日が9月になってしまい、当月の売上にならなくなってしまいます。

8月は長期連休と暑さが理由でかなり苦戦しますので、できるだけ7月までに繰越を積んでおくことが理想です。動く層は単身とファミリーが半々くらいです。

賃貸仲介営業の準繁忙期【9,10月】

準とはいえ繁忙期という言い方をしていますが、とはいえ1~4月と比較すると売上は落ちますので閑散期扱いでいいかと思います。

10年くらい前までは、9,10月は繁忙期と言われていました。理由は転勤です。9,10月は転勤シーズンでしたので、大手企業などにお勤めの方や、大手企業の法人契約などがとても多く動きました。今もまだ多少その流れは残っていますが、以前に比べるとかなり減ったように思います。

また、大手法人はそもそも法人契約の代行会社と提携しているところも増えてきていますので、中小の賃貸仲介屋さんはあまりその恩恵にあずかれなくなってきたようです。

とはいえ他の閑散期よりは売上は作りやすいので、頑張りどころではあります。

この時期に動く層は多少ファミリーが多くなります。ファミリー層は部屋が単身よりも当然広くなりますので、家賃も高くなることになり、単価が上げやすくなるのが特徴です。

賃貸仲介営業の閑散期2つ目【11月】

11月は閑散期になります。日本人は特に、年末年始を大切にする人が多いですし、年末にバタバタするのを避ける傾向にあります。

11月中に引っ越しが完了できるとしても、生活が落ち着くまでには1カ月以上かかる場合もあります。そうなると年末年始を落ち着いて過ごせない可能性が出てくるので、このあたりの時期になってくると、年明けでもいいかということになる方もけっこういるようです。

なので、11月のお客さまはあまり急いでいない傾向にあると思っています。とはいえ売上は作りたいので、ポイントとしては、1月から繁忙期になるからその前に動きましょうと話すことです。1月の繁忙期からは家主も管理会社も強気になります。家賃が多少高くなることもありますし、賃料発生日はまず融通が利きません。

年内であれば家賃も適正で賃料発生日も融通が利きやすく、得できるケースもあるということをしっかりと伝え、できるだけ月内に数字を入れる努力をしていく感じです。

賃貸仲介営業の超閑散期2つ目【12月】

1年を通して一番売上が落ち込むのが12月です。理由は年末年始の長期休暇です。

まず、不動産業界の慣習として「年末年始に引っ越しをする人は属性が悪い。」というものがあります。日本人は年末年始をとても大切にする傾向にあります。ほとんどの人が実家に帰省してゆったりまったり過ごします。そんな時期にわざわざ物件を探しに来るなんて何か理由があるんだろうというわけですね。

また、そもそも年末年始は不動産屋さんも長期休暇をとることが多いです。一般的には年末は12/25か26くらいから。年始は1/4くらいまでとるところが多いですが、長いところだと1/7くらいまでとるところもあります。特に仲介業者ではなく物件の管理がメインの管理会社は長く休みを問う傾向にあります。

12月に入ってしまうと本当に当月の数字を作るのは難しいです。12月に入る申込は1月入居になるケースが多いので、ほとんど動かないと思っておいた方がいいので、11月までに12月の繰越をできるだけ多く作っておかなくては苦戦することになります。

まとめ

賃貸仲介業の閑散期は以下の通りでした。

  • 5~7月は閑散期
  • 8月は超閑散期
  • 9,10月は準繁忙期
  • 11月は閑散期
  • 12月は超閑散期

トップ営業マンになるためには、閑散期にもしっかり数字を作れるようにならなくてはいけません。というか、繁忙期はぶっちゃけ誰でも数字は作れますので、閑散期にいかに売上を作るかということが非常に重要なカギです。

繁忙期はお客さまのほぼ全員が、当日に部屋を決めてしまう気で来店されますが、閑散期は層ではありませんので、そもそもの接客のやり方を変えなくてはなりません。

繁忙期と同じ応対を続けてしまい、5月に大コケする営業マンを何人も見てきました。この切り替えが上手にできる営業マンになることは、間違いなくトップ営業マンへの道につながっています。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。