営業トーク

オープンキッチンは広く見えるけど実は狭い【不動産賃貸営業マン】

最近新築されている賃貸物件にもかなり増えてきたなと感じるのがオープンキッチンです。なんとなくオシャレに見えますし大体カウンタータイプになっていてなんだか機能性も高そうなのでけっこう人気があります。

オープンキッチンがいいというお客さまも実際増えてきていますので、接客の時にオープンキッチン付きで探してほしいと言われることも案外多いのではないでしょうか。

とはいえ、オープンキッチンの物件というのは、全物件の中で比べると少ない方に入ると思いますので、今回はオープンキッチンの物件がいいですと言われた時の切り返し方と、オープンキッチンを選ぶ対人の本質についてお話しします。

これを見てもらえれば、オープンキッチンの物件がいいと言われたらオープンキッチン付きだけ紹介するようなことはなくなると思います。何とか普通のキッチンの物件も紹介したいと思っている方にはまぁまぁ刺さるんじゃないかなと思いますのでしっかりインプットしてみてくださいね。

オープンキッチンは広く見えるけど実は狭い【不動産賃貸営業マン】

早速ですが、オープンキッチンは確かに部屋を広く見せるかもしれません。でもよくよく見て見ると実はけっこう狭くなるのが本質です。

なぜオープンキッチンは実は狭いのか

答えは実は簡単で、普通のキッチンは部屋の端っこに寄せてあるのに対して、オープンキッチンはわかりやすく言うと部屋の真ん中付近や壁から離れたところに配置されています。図にするとわかりやすいかなと思うのでもう少し下記にてわかりやすく解説します。

普通のキッチン

キッチンが壁側に寄っているため、部屋全体のスペースが結構広く使えます。デメリットは冷蔵庫が隠れなかったり、収納がリビングから見えてしまったりと生活感が出やすいことかなと思います。とはいえこのスペースの広さは魅力です。オープンキッチンのようにキッチンスペースを独立してとっているわけではないのでこれだけの広さが実現できるんです。

オープンキッチン

もちろんキッチンの大きさと部屋の広さは同じにしてあります。オープンキッチンタイプになってしまうと、先ほど使えたスペース内にキッチンが入ってきてしまうので、見た目はおしゃれでかっこいいのですが、かなりスペースは殺してしまいます。さっきの普通のキッチンとの比較で言うとやく2/3程度に縮小されているのがわかるかと思います。

オープンキッチンがイイですと言われた時の切り返し

今2つのキッチンタイプについて解説してなんとなくわかってもらえたかと思いますが、ポイントはダイニングの広さです。同じ㎡数であったとした場合、間違いなく普通のキッチンの方がダイニングは広くとることができます。

例えば、10帖のLDKがあったとます。

もし普通のキッチンだった場合、ほぼまるまる10帖の部屋として使える感じになるので、イメージ通りの10帖の部屋として活躍しますが、オープンキッチンでLDK10帖だとすると、正直狭いと思います。

というのも、オープンキッチンの場合はキッチン部分だけで3帖ほどありますので、10帖のうちの3帖がキッチンということになります。ということは残りのLDは7帖です。使えない広さではないですが、普通のキッチンタイプと比べるとかなり使えるスペースが減る感覚になります。

切り返しの言葉としては簡単です。

「オープンキッチンは普通のキッチンに比べ部屋として使えるスペースが狭くなることがあります。比較の為にも普通のキッチンの部屋もチェックしておきましょう!」

この切り替えし文句のポイントは、あくまでも否定はしないということです。オープンキッチンがいいというお客さまの要望は立てながら、あくまで比較対象としてみておきましょうというスタンスです。ちなみに、ダメな言い回しはこちらです。

「オープンキッチンは意外と狭いのであまりよくないですよ。予算的にも普通のキッチンの方がお得なのでこちらにしてみてはどうですか?」

言っていることは正しいです。でも、親切じゃない印象を与えてしまいます。自分がいいと思っているものを否定されるというのはどんな人でも気持ちのいいモノではありませんので、違和感を感じてしまいます。また、最後に「どうですか?」とちょっと押してしまっているのもよくありません。言っている内容自体は正直大差ないはずなのに、言い回しがちょっと違うだけで印象は全く違います。

オープンキッチンを選びたい人の本質とは

続いてオープンキッチンがいいという人の本質について解説していきます。これについてはぼくは2つのパターンがあると思っています。

  • オープンキッチンにあこがれているタイプ
  • いまオープンキッチンで現状維持したいタイプ

おそらくこの2つだけで間違いないと思います。

オープンキッチンにあこがれているタイプ

多いのはどちらかというとこちらのタイプかなと思っています。そして、このタイプの方はどちらかというと、できればオープンキッチンがいいという感じで、予算的には低めの人が多い印象です。もちろんそれがイイとか悪いとかいう意味ではないのであくまでもぼくの感覚的な話です。

あこがれているタイプの場合は、十分普通のキッチンタイプで決めてもらえる可能性があります。もちろんすべてのタイプで問題ないということはないので、あくまでもしっかりヒアリングをして本質をつかんだうえでの話にはなってきます。

やってほしいこととしては、オープンキッチン物件と普通キッチン物件を半々の割合くらいで紹介することです。そして、普通キッチン物件はあくまでも参考までにといったスタンスで出すようにするといいです。

いまオープンキッチンで現状維持したいタイプ

このタイプはまずオープンキッチンで落ち着くことになります。なぜならある程度明確な意図があってオープンキッチンがいいと言っているからです。

オープンキッチンにメリットがあるとすれば、リビングダイニングとキッチンが扉はないにせよ分かれている感じに見えることです。収納もキッチンの中に設置できるので、生活感が出ないことが魅力です。

このあたりを、すでに使っていて感覚的にわかっている人であれば、普通のキッチンは刺さりずらいです。とはいえ、普通キッチン物件を見せないというのはちょっと違うんですが、さっきのあこがれているタイプの人とはその意味合いが異なります。

こちらのタイプの場合は、普通キッチンを見せておくことで、オープンキッチンにすることの説得力を増強させることに価値があります。やっぱりこっちがいいですねと自信をもって言えるようにするために、アテ物を見せておくといったニュアンスです。

まとめ

今回はオープンキッチンが意外と狭く、状況によっては使いずらかったりすることがあるということについて話しました。最近の築浅物件はけっこうオープンキッチンが増えていますので、条件として挙げてくるお客さまもけっこう増えました。

とはいえ物件全体から見ると少数ではあるので、オープンキッチンだけで探してしまうと部屋がないといったことも起きてきます。

そんなときの切り返し方は上記に記した通りなのですが、簡単に言うと、こちらも比較のために見ておきましょうとあくまでも参考として紛れ込ませるのがポイントでした。

オープンキッチンがイイという人には2つのタイプがいて、あこがれているタイプといまもつかっているタイプの2タイプです。このどちらにも普通のキッチンの物件は見せておいた方がイイと思っていて、理由はその方が結果的に決定率が上がるからです。

ちょっとニッチな内容でしたが、意外と使える内容だと思っています。是非しっかりインプットして、実践で使ってみてくださいね。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。