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単身でのお部屋探しで気にすべきこと【ポイントは利便性】

お部屋探しにもいろいろなケースがありますが、今回はその中でもとくに「単身」でお引越しをされる方にたいして、どんなことを気にすべきかについてお話しします。

  • 申込を取れるようにはなってきたけど、単身の方が少ない気がする
  • 単身の方とうまくコミュニケーションが取れない
  • 何を気を付ければいいかわからない

といった悩みを持っている不動産賃貸営業マン向けに解説をしていきます。

この記事を読んでもらえれば、単身者の営業が少しは楽になると思いますし、苦手意識をある程度排除できるんじゃないかなと思っています。

それでは本題です。単身引越しの方の営業で気にすべきことは利便性だけです。その人にとっての利便性を満たすことができればかなり簡単に進めていくことができますので、詳しく解説していきます。

単身でのお部屋探しで気にすべきこと【ポイントは利便性】

一口に利便性と言っても実はいろいろな視点で見ることができます。例えば一番わかりやすいものだと「通勤の利便性」でしょうか。他にも「買い物の利便性」や「欲求を満たす利便性」などなど利便性にもいろいろあります。

こうなってくると結局本質をつかみなさいという話になってしまいますし実際そうなのですが、よくわからないと思うので、実際にどの軸で考えればよいのか解説します。不動産賃貸営業マンのヒアリングのやり方を解説【現場で実践済みです】という記事で本質をつかみに行くための具体的なやり方を解説しています。まだ読んでいない方はこちらから読んでおくことをおススメします。

お客さまの大切にしたい軸を見極める

簡単に言ってしまうと、そのお客さまが新生活で大切にしたいのは何かという部分に気づければOKです。とはいえ「何を大切にしたいですか?」とダイレクトに聞いてもほとんどの方はよくわかっていなかったりします。もちろん明確な人もいますので、そういう人はそのまま聞いた通りの軸で考えればOKなんですが、ほとんどの人は良くわかっていませんので、こちらからアプローチしなくてはなりません。

新生活で大切にしたいものは何かについて、考えるべき方向性は3つあります。この方向性に沿って考えてあげればかなり本質に近づきやすくなります。

  1. 通勤の利便性
  2. 生活の利便性
  3. 欲求の利便性

基本的にこの3つの方向性で話をしてみてください。

通勤の利便性

ここで気にすべきは利用する駅と駅までの徒歩分数です。単身者の場合基本的に、生活のほとんどを会社で過ごし、大げさに言うと家には寝に帰るだけになります。ということはどういうことかというと、会社から帰宅がしやすいことがかなり重要なポイントになるということです。

一見当たり前なことなのですが、お客さまの理想的要望に惑わされてこの本質を見失ってしまう営業マンが多くいます。何度もこのサイトでは話している通り、本質を見なくてはいけないというのが大前提です。

例えば、駅徒歩何分までで探していますか?と聞くとほとんどの人が10分くらいがいいと言います。でも、実家が結構田舎だった方だったり、今の住まいが駅徒歩15分とかだったりすると、20分くらい歩けますという方もいますよね。でもこれを鵜呑みにしてはいけません。

単身者で、通勤の利便性を気にする場合は、駅からの距離はできるだけ近い方がイイです。20分まで歩けますと言われても、できるだけ10分以内で探すくらいで丁度いいと思っています。10分以内といわれれば、できれば7分以内で探したいイメージです。

単身者の多くがこの利便性を軸にしていることが多いです。

生活の利便性

次は生活の利便性ですが、これはざっくりいうと買い物のしやすさなどの利便性についてです。ぼくの肌感ですが、通勤の利便性にあまり興味がない人は生活の利便性を重視していることが多くあります。

ではこういったタイプの方が具体的に何を気にしているかというと

  • 近くにスーパーがあるかどうか
  • 近くにコンビニがあるかどうか

基本的にこの2つです。昔は銀行や郵便局も気にした方がよかったのですが、今はコンビニさえあればほとんど何とかなってしまうので、コンビニさえ押さえておけばOKです。

ぼくの経験談で言うと、お得なスーパーマーケットが近くにあるかどうかを気にする人が一定数います。このタイプの人は「お得かどうか」が軸になりますので、普通のスーパーだと納得してもらえないなんてことがあったりします。

欲求の利便性

欲求という表現を使うとちょっといやらしく聞こえますがそういうことだけではありません。例えば多いのは、飲みに行くのが好きなので飲食店の近くがイイとかいうパターンです。以前実際に僕が接客したお客さまの中には風俗的なお店が近いのもいいよねなんて猛者もいましたがその方は超レアケースなので気にしなくていいと思いますw

飲みに行きやすい場所とか、パチンコ屋に近いところとか言う方は一定数いるのですが、こういう人は40代くらいで独身の人に多い傾向があります。

こういう方とはとにかく仲良くなるのが一番いいです。けっこうフランクな方が多く、金銭的に余裕がある方が多いので、フランクに接客すると勝手に話がまとまっていたりすることがよくありました。

実家への帰りやすさが意外とポイントになることも

単身しゃで特に若い方に多いのが、実家に帰りやすいところがイイという方です。これについては実家のある駅を把握し、帰り方をイメージさせてあげればOKです。

もちろん同じ路線でいいところがあればいいのですが、勤務先との兼ね合いで難しいケースが多いはずです。その場合はもちろん優先は通勤な場合が多いので、そっち優先が正解ですが、実家に帰る場合のことも気にしてあげることで信頼してもらえ安くなります。

注意点は「そんなに実家に帰らないのであれば気にしなくてもいいですよね」みたいなスタンスで対応をしないことです。確かにそうだよねって話なんですが、これを言うべきは営業マンではなくお客さまです。営業マンがこれを言ってしまうと、気遣いの足りない人というレッテルを貼られてしまうので注意しましょう。

単身者は比較的リピーターになりやすい

単身者というのは2~4年ぐらいで引っ越しをすることが多いです。中には8年とか10年とかその物件に住みっぱなしの人もいますが少数です。

2年くらいであればほとんどのお客さまが担当者のことを覚えています。いい意味でも悪い意味でもです。ここでいい意味で覚えていてもらえれば、引っ越しを考え出したころに電話をもらえます。リピーター獲得の瞬間です。

ここで思い出してもらえるかどうかというのは後々意外と効いてきます。他の記事でお話ししていますが、トップ営業マンはもれなくリピーターが多い傾向にあります。

まとめ

単身引越しのお客さまのお部屋探しで気にすべきことは

  • その人にとっての利便性とは何か
  • 実家の位置を把握
  • リピーターになってもらえるような接客

まとめると以上の3つです。

一番大事なのはその人が大切にしたいことに対して高い利便性を有しているかどうかです。単身の方は簡単に言うと効率の良さが大事なので、利便性が高いかどうかでほぼ決まります。

実家に帰りやすいことも意外と重要です。もちろん新幹線や飛行機で行くような距離であればそれほど気にする必要はありませんが、ここを気にしてあげることは意外と重要で、信頼を獲得するのに役立ちます。

単身者は引越しや住み替えのサイクルが早いので、リピーターになってもらえる行動が大切です。

これらのことをしっかりと意識して応対できるようになれば、単身者に好かれる営業マンになることができます。割合的にもファミリーやカップルよりも単身者の方が多いので、ここが強くなることは売れる営業マンになれることにもつながります。

是非しっかり押さえておいてくださいね。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。