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不動産賃貸営業マンの近隣駐車場の探し方【結局現地探索が最速】

不動産賃貸営業をやっていると、エリアにもよりますが駐車場を探してほしいといわれることがあります。地方だとけっこうマストなのかなという感じですが、都内でも全体の30%くらいは駐車場付を探しているんじゃないかなという感覚です。

でも結構不動産賃貸営業マンで駐車場まで探す人って意外と少ないように感じています。とはいえ駐車場を探してくれるなら決めてくれるみたいなお客さまが来た時に焦って探すことになっても大変なので、そのやり方について解説しておきます。

  • お客さまに駐車場探しといてって言われたけど探したことがない
  • 駐車場付きの物件を探していると言われたが駐車場付き物件がない

みたいな悩みを持っている人はドンピシャの記事になっているので是非参考にしてみてもらえればうれしいです。

不動産賃貸営業マンの近隣駐車場の探し方【結局現地探索が最速】

早速ですが、駐車場探しのコツは現地に行って探すことです。

ちょうアナログじゃんと思うかもしれませんが、実際超アナログですし、これが一番お客さまからも信頼してもらえますのでおススメです。

というのも、駐車場って住んでいる場所からどのくらいまでの徒歩圏で探したらよいと思いますか?駐車場を近隣で借りたことがない人はぴんと来ないと思いますので、5分くらいならOKという人が多いんですけど、違います。5分て遠いんです。

徒歩5分の駐車場じゃ遠いと感じた話

5分は遠いです。ぼくは実際自分の家を建てるために一時期賃貸に暮らしていて、クルマも持っていたので近隣駐車場を借りたのですが、そこが徒歩3分の場所でした。感覚的には「すぐそこ」ですし、実際いつも通る場所の近くなので、全く苦にならないであろう距離という認識でした。このくらいの距離であれば、ちょっと買い物に行くくらいの感じでも車は頻繁に使える妥当と思っていたのですが、その予想は大きく外れます。

全く車に乗らなくなってしまったんですね。理由は駐車場まで行くのが面倒だからです。

たった3分なんです。自宅から駅まで3分だったら近いのですが、クルマまでだとこんなに遠く感じるのかとかなりの衝撃を受けたことをとてもよく覚えています。

距離と物件からの道順が大事

先ほどの僕の実体験からもわかる通り、基本的に車をよく使いたい人であれば徒歩3分では遠いです。距離にして約250mくらいです。直線距離にすると200mくらいでしょうか。まず第一に考えるべきは、予定している物件(案内する物件でもOK)から半径200mで探すということです。

もちろん、あまり車には乗らないのでとりあえず置いておきたいだけという人であれば、立地よりも金額重視になりますのでちょっと話はずれるのですが、そのタイプは苦労しないので今回は考えないことにします。

また、クルマまでの道順も大事です。

これについては女性が暗い道を避けて帰りたいと物件探しの際に言うのと同じです。女性であれば駐車場までとはいえ暗い道を通らずに行きたいと思って当然です。もちろん男性でも暗い雰囲気の場所はあまり好まないので避けなくてはいけないかもしれません。

現地探索をすべき理由

なんとなく距離と道順を気にすべきなのはわかったけど、なぜ現地探索でなくてはならないのか。Googleマップでもいいじゃんと思うかもしれませんが、それではいけない最大の理由が1つあります。

それは、実際に停めるクルマがその駐車場にストレスなく入っていけるかどうかという点です。

駐車場が存在していたとしても、クルマが止められなければ意味はありません。例えばよくあるのが、すぐ近くに空き駐車場をネット上やGoogleマップで見つけて紹介してみたら、実は軽自動車専用の駐車場でクルマを入れることすら不可能だったという事例です。

軽自動車専用でないにしても、駐車場までの道が狭かったり、駐車場に行くまでの道で曲がれない角があったりとけっこう予想外の事態が起こることがあります。これらを防ぐ方法は、お客さまの車のサイズを確認したうえで現地に行ってみるしかありません。

「駐車場の管理会社に聞いてみればいいんじゃない?」

と考える人もいるでしょう。それも正しいとは思いますが、すべて鵜呑みにするのは危険です。なぜなら、管理会社としては駐車場を借りてもらえればいいので、だいたい「たぶん通れますよ」とか「たぶん入れますよ」とか無責任ですが言ってきます。わざわざ確認してくれる業者はいません。ぼくはまずそんな親切な方にはお会いしたことがありません。

逆もあり得ます。現地確認してみたら余裕で通れそうなのに、管理会社は「無理そうだからやめておいた方がイイ」と言ってきたりします。駐車場は賃貸物件などに比べて動く金額が低いせいなのか、賃貸物件と比べてかなり消極的な対応をされることがほとんどです。

一度行ってしまえばその後の財産になる

こういった理由から、駐車場探しは現地探索が必須なんです。駐車場ありきで物件を探しているお客さまならなおさらです。ここをめんどくさがらないことは売上を作るうえでけっこう重要なポイントだと思います。

また、一度そのエリアの駐車場探しを現地に行ってしていれば、のちの財産になります。PCで情報を共有したり、アナログに地図上にマッピングしてもいいと思います。

もしまた同じエリアで駐車場を探してほしいというお客さまがみえた際に、わざわざ探索に行く必要がなくなります。

具体的なコンタクトの取り方

現地で駐車場を見つけたら、看板を探してください。大体月極駐車場にはそこを管理している不動産屋の看板と電話番号がついています。

ここに電話すればいいだけです。その際にかならず

  • 空きがあるのか
  • 何台分あいているのか
  • 駐車場のサイズ
  • 高さ制限

を聞いておいてください。平置きであれば高さは関係ないですが、機械式の場合制限があります。

駐車場探しは情報とスピードが命

駐車場はかなり空車と満車の回転が速くなっています。賃貸物件と違い自分が住んでいるわけではないですし、クルマを手放せば必要がなくなります。逆に、クルマを買えばすぐ必要になるものでもある為結構回転が速い印象です。

そのため駐車場探しは情報量と行動のスピードが命です。

情報量というのは候補駐車場の数です。候補が一つしかない場合だと、もし万が一賃貸物件の申し込みや契約進行中に空きがなくなってしまった場合に賃貸物件の契約自体が崩れてしまうことになりかねません。少なくとも3候補は出せるように現地探索してください。この場合はとにかく3候補出せればOKなので、いったん半径200mでない駐車場も候補に参入してしまって構いません。

次はスピードです。候補がたくさんあったり、同じ駐車場に2台分以上空きがあったりすると「まぁ大丈夫だろう」と駐車場の件を後回しにしてしまいがちです。管理会社も「2~3台分まとめて埋まることはないから大丈夫だよー」なんてふわっとしたことを言いがちなのですが、信じてはいけません。もし2~3台まとめて埋まるような案件があれば管理会社としては超ありがたい話なので、もしこちらが要望していることを知っていたとしても、申込をしていなければ簡単に断りを入れてきます。

なので駐車場契約も賃貸契約も同時進行が理想です。「駐車場は後でいいか」と言って後回しにしている営業マンが結構多いですが、そういう営業マンはもれなくキャンセルが多かったり、伸び悩んでいたりします。

とりあえず近隣駐車場という選択肢が意外と効く

ちょっとズレるかもしれませんが、お客さまの中には「駐車場付きの物件限定」で探しているという人がいます。地方であればほとんどの物件に駐車場がついていたり、駐車場自体の数が多いので困らないというケースもありますが、都内はそうもいきません。

都内で駐車場付きの物件となると、ファミリータイプの大型マンションか、家主も一緒に住んでいるタイプのマンションくらいです。単身向けの高グレードマンションに付帯していることもありますが、おける台数が少ないことが多くまず空いていません。

「駐車場付き物件はないので物件はしょうかいできません」

などと言ってしまっていては売れる営業マンにはなれません。この状況を思考して打破できるからこそトップ営業マンなんです。ではどうするかというと

「この物件の駐車場があくまですぐ近くの駐車場に止めておいてはどうですか?」

と聞いてみましょう。この提案が通らずに、どうしても駐車場付き物件でないとダメということであれば、もう空きが出るまで待つか他の物件があくまで探すかしかありません。

ただ、この提案意外と通ります。ぼくが実際なんども通してきたので間違いないのですが、大事なポイントは確実に代替え駐車場を用意することです。当たり前ですが、この提案がハッタリになってしまうようでは何の意味もありません。しっかり現地探索に行き、代替え駐車場としてちょうどいいモノを探し出しましょう。

まとめ

不動産賃貸営業マンが意外と困るのが駐車場問題です。駐車場が有り余っているようなエリアや、地方のクルマが必要なエリアであればあまり問題になりませんが、都内などの土地代が高く駐車場の数が少ないエリアにおいて駐車場探しというのは結構苦労します。

とはいえ最も決定率が高く、効率がいいのは現地探索です。時間はある程度かかるかもしれませんが、後々クレームになるリスクも減らせるので一番おススメな手段です。

 

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。