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不動産業界にまだまだブラック企業が多い理由【不動産賃貸営業】

不動産賃貸営業マンについて、基本的にこのサイトではお話ししていますが、今回は賃貸営業マンも含めた不動産業界全体についてざっくり触れておこうと思います。

表題の通り、不動産業界にはまだまだブラック企業がたくさんあります。ブラック企業というのは業界に限らず存在はするのですが、特に多いのが不動産業、飲食業、美容業の3業界だと思います。

ではなぜ不動産業界はブラック企業が多いのかについて結論から言うと、他業界に比べ横のつながりが希薄だからです。ではそれは具体的にどういうことなのかについてまずは解説していきます。

不動産業界にまだまだブラック企業が多い理由【不動産賃貸営業】

不動産賃貸に限らず、不動産業界全体に言えることなんですが、やはり全体的にみてブラックだなと感じる業者さんが多い業界だと思います。

ここでいうブラックとは、休みが取れないとか帰りが遅いとかいう初歩的な部分はもちろん、育休産休がとれないといった制度的な面も含めてブラックと言っています。給料が平均的な水準より高いのは良いところだと思うのでもったいないですよね。

希薄な横のつながり

先ほど言った通り、不動産業界というのは他業界に比べて横のつながりがかなり希薄だなと思っています。横のつながりが薄いため、自分から積極的に情報を集めに行かなければ、基本的に新しい情報というのは入ってきません。不動産業界にも当然大企業というのは存在しますので、そういった会社であれば新しい情報や新しいコトやモノに触れる機会も必然的に増えるのではないかなと思います。

しかし、不動産業界はどちらかというと大企業よりも中小企業や零細企業の方が圧倒的に多く存在しています。しかもその中小・零細企業のほとんどが地元密着や近隣エリアで固まって経営をしています。そのため、自分のエリア内の情報については比較的入っては来るのですが、不動産業界全体の情報など全体的な情報というものが入ってきづらいんです。

そうなるとなかなか職場環境を良くしようとか、時代の流れに沿ったものにしようということになりません。情報が入ってこないということがこの業界をブラックにしやすい原因の一つと言えると思います。

体育会系の経営者が多い業界

これはある意味イメージ通りなのかもしれませんが、不動産業界は本当に体育会系マインドが抜けない昔懐かしい経営者が多くいます。

体育会系のマインド自体が悪いとは言わないですし、そういった考え方だからこそ成功できている人もいますので必ずしも悪ではないと思っています。でも本来そういったマインドは押し付けるべきではないはずです。でも残念なことに、こういった体育会系マインドの人は押し付け型の方がとても多くなっています。

「自分が頑張っているのだから従業員も同じだけ頑張るべきだ!」

みたいな感じですね。実際こういうタイプの社長さんが多いです。ぼくががっつり営業マンだったころにこういう方にたくさんお会いしています。みんなもれなくいい人なんですけどねwすごく人情味があって人としては大好きなんですが、会社経営者としてはワンマンな人が多く、就業環境が悪い会社が多かった印象です。

昔から雇用形態、就業環境が変わっていない

お分かりの通り、たった10年前ですら今とは就業環境というのはかなり変化しています。大げさに言うと、10年前の雇用形態のままならかなり環境としては劣悪です。要するにブラックだということです。

このように、不動産業界の多くの会社が昔の就業環境を維持しまっていることが多いのが、不動産業界がブラックであり続ける理由です。これが当たり前の為、大手企業もあまり危機感をもって就業環境の改善をしてきませんでした。

もちろんそうでない会社もあります。積極的に新しいことを取り入れたり、職場環境を改善させたりする不動産屋さんも出てきていますので、かかわりを持つのであればそういった新鮮でクリーンな考えをもつフレッシュな会社がいいですよね。

 

不動産業界は超ガラパゴス業界【ブラックな考えがそのままになっている】

不動産業界は本当に進化の遅い業界です。

先ほども少し触れたのですが、この業界は小さな会社さんがおおく、横のつながりが大変希薄です。新しく新鮮な情報が入ってきづらい環境の為、どうしても進化が遅かったり止まってしまっている会社さんが多い印象です。

ほとんどが地場の小さな不動産屋

また、地元で頑張っている小さな不動産屋さんというのは全国にたくさんありますが、そのほとんどが比較的高齢の社長さんや経営者によって運営されています。

しかもそういった超地元密着系の会社さんは、すでに付き合いのある家主さんとのやり取りだけで経営が成り立ってしまっています。地元の中でもさらに小さなコミュニティの中だけで生活が成り立ってしまうため、新たな情報を得るために行動したりすることがありません。そうするとどうなるかというと、昔ながらの経営形態のまま時間だけ進んでいってしまうんです。

今お話しした通り、時代の流れに沿うことができない経営者が多く存在する業界なので、従業員の就業環境についてもかなり時代遅れであるケースが多く、どうしてもブラックな環境になりやすくなってしまっています。

時代の変化が10年遅れている

これは僕が実際にやっていて感じることなのですが、全体的に10年くらい遅れています。

まだまだ書類のやり取りはFAXが多いですし、PCを満足に使えない人がとても多いです。いまだにいろいろな管理を紙ベースでやっています。クラウドという言葉が通じないのはざらです。

こういった部分、時代の流れに置いて行かれているところもやはりブラックに感じやすい原因の一つなんだなと思います。

進化が遅いからこそたくさんの可能性がある業界

逆説的な話になるのですが、進化が遅い業界だからこそたくさんの可能性が眠っているのだとも思っています。ぼくが以前ヘアサロン経営を始めたときもそうでした。美容業界というのもブラックな会社が多く、ガラパゴス業界なので、不動産業界にはとても近いにおいを感じています。

どんな可能性があるのかというと

  • まだまだ仕組化できる部分がたくさんある
  • 地元の小さな不動産屋はみんな高齢化

大きな部分で言うとこの2つです。

まだまだ仕組化できる部分がたくさんある

不動産業界というのは、よほど大手企業でない限りけっこう多くの業務がまだ紙ベースで行われています。いまだに物件資料を紙で印刷して見せていたりします。

世の中的にはもうiPadなどの端末で見せながら営業をするのが主流になっています。PCもかなり軽量になっているのでPCを見出ながらプレゼンしたりする営業会社も多くありますよね。

契約書類の管理システムなどはやっと最近取り入れる業者が増えてきたように思いますが、まだまだエクセルで自社管理している会社がほとんどです。

ササっと上げただけでもかなり仕組化できる部分があります。もっと深堀すればもっとたくさん出てくることは言うまでもないですし、ぼくが実際に今その状況を肌でひしひしと感じながら変える努力をしています。

地元の小さな不動産屋はみんな高齢化

これが一番のチャンスなんじゃないかなと思っています。

地元で幅を利かせている管理系の不動産屋さんがみな高齢化しています。この人たちがそろそろ働けなくなってくると、管理できなくなってきますので、管理の椅子が大量に空くことになります。

そういった不動産屋さんはそれらの管理だけで生活ができていたわけですから、その椅子に座ることができればかなりいい思いができます。実際いくつかの不動産屋がこれを狙っているようなのですが、まだまだ余地のある部分です。

まとめ

今回は不動産業界がブラックな理由をお話ししました。簡単にまとめると、不動産業界というのは外からの情報がとても入ってきづらい業界の為、昔ながらのやり方を維持してしまっている会社が多いのでブラックになりやすいんです。

進化が遅いことも原因です。不動産会社を経営している人はけっこう高齢化してきています。単純に頭が固いので変化を恐れる傾向にあるとも思っています。そして以前バブルなどに乗っかって変に成功できちゃった人たちも多いので、無駄に自信家で傲慢だったりします。こういった経営者が多いのもブラックに見えてしまう原因の一つです。

とはいえ、進化や変化がほとんどなかったからこそ、これからに期待ができる業界だとも思っています。

高齢化した管理会社の経営者たちが管理をできなくなった後の椅子にうまく座ることができれば、かなりのチャンスです。継続的に売り上げを作り出す糧になることは間違いありません。

ここまで不動産業界はブラックでガラパゴスですとなかなか酷評しましたが、今言ったように、未来のあるおもしろい業界だとも思っています。ぼくはまず自分のいる会社から変えて言っているのですが、これをきっかけにしてみんなで業界をすこしずつでも変えていくことができると、けっこうおもしろいんじゃないかななんて思っていたりします。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。