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都内の駅前駐輪場をあてにしてはいけない理由【不動産賃貸営業マン】

都内で物件探しをお手伝いする際に、駅徒歩15分以上でもいいという方がいますが、そういった方のほとんどが自転車移動を前提に考えていることが結構あります。こういった場合「駅前に駐輪場あるので大丈夫ですよ!」と言ってしまいがちですし、確かに空いていればそれでいいと思います。

でも本当に空いていますか?自転車置き場があるということだけ確認して空きの確認はせずに紹介していませんか?

ズバリ言ってしまうと、駅前の月極駐輪場はほぼ空いていませんよ。もし駅前の月極駐輪場を当てにして物件を探している人がいたとしたならば注意が必要です。

都内の駅前駐輪場をあてにしてはいけない理由【不動産賃貸営業マン】

もちろん、都内のすべての駅において駅前の月極駐車場をチェックしたわけではないので、空きのある駅もあるかと思います。でも、少なくとも僕が言ったことのある駅については早くて2~3か月待ちですよという駅ばかりでした。

実際に駐輪場の管理人さんに聞いたので間違いないと思います。ただ、稀にぽっと空きが出たりすることはあるので気長に待ってほしいといったことも言っていました。

ではなぜそのように満車になってしまうのか。いろいろ理由はあると思いますが、その中でも大きな理由の4つについて簡単にお話しします。

駅前の土地は高いため駐輪場向きでない

駅前というのは人が多く集まる為需要が高く、当然土地の値段は高くなります。土地の値段が高いということは、それだけの価値があるということになります。

突然ですが駐輪場って儲かると思いますか?実際のところそれほど儲かる商売ではないようです。とはいえ、常に満車の状態は駅前の土地であれば作れるので、ある程度安定はするようです。でも、駐輪場を作るくらいならテナント入りのビルを建てた方が効率がいいです。

わざわざ駐輪場を作るくらいならテナントを作った方が圧倒的に楽で儲かりますので、駐輪場自体が少なくなるんです。少ないから満車になりやすいということですね。

駅前は広さが取れないので台数に制限がある

郊外と違い駅前の土地というのはそれほど広くとれないことが多いです。中には大地主さんがまるまる牛耳っているなんてエリアもあるみたいですが、大体は小さな区画を持っているケースがほとんどです。

駐輪場は広さが必要です。クルマと違い立体にすることはあまりないですし、もしやるにしてもコストがかかりすぎてしまいます。

これらのハードルを越えて駐輪場が作れたとしても、千台以上の台数がおけるような大型駐輪場というのはなかなかありません。そもそも止められる台数が少ないので、満車になりやすいのは当然です。

圧倒的に人口が多い

都内は郊外に比べて圧倒的に人口が多い為、当然需要が多く集中します。

郊外に比べて何倍もの人口が駅近辺に集中しているので、当たり前ですが郊外の駐輪場のように空車だらけというわけにはいきません。

クルマ社会でないエリアばかり

郊外であれば、駅徒歩15分や20分の範囲に住んでいるとなると、もうクルマ移動圏になることがほとんどです。わざわざ駅まで自転車で行くというよりは、クルマで動く方が早いので駅前駐輪場はそもそも使いません。

でも都心部は違います。クルマを持っていない人が多くいるため、どうしても人気は集中します。

また、都心部であれば徒歩20分いけば別の駅の最寄圏内に入りますので、駅から離れれば離れるほどクルマ社会になる郊外とは少し勝手が違うということが言えます。

月極は空いていないが当日のみは空いている

月極が空いていないなら手詰まりかというとそうでもありません。ほぼすべての駐輪場には月極というひと月使い放題の区画と、当日一回でいくらといった当日のみの区画があります。そして、この当日のみの区画にはたいてい空きがありますので、月極があくまではここに停めておけば問題ないということになります。

当日のみの金額はいくらなの?

でも当日のみの駐輪場だと割高なんじゃないの?という話になると思います。結論から言うと割高です。でも、調べてみると意外と大差ないところが結構多いです。

実際どのくらいなのかというと下のような感じです。

意外と差がないですよね。差が少ないと500円くらいで大きくて2000円くらいです。ちなみにこの計算は月に25回くらい駐輪場使うと仮定しているので、平日しか使わないとかであればもう少し差はなくなります。

月極は長くても2~3か月で空くことが多い

さっき記した程度の差額を2~3か月続けてもらえればまず秋は出ます。ちょっとの間だけ辛抱してもらえればいいということです。

2~3か月の間は確かに少し割高になるかもしれませんが、駐輪ができないわけではありませんので、それほどストレスを感じることはありません。

もしストレスを感じることがあるとすれば、月極は専用のカードなどで入出庫するので手間がありませんが、当日利用だと都度払いなので常に小銭を持っていなくてはならないということです。

まとめ

都心部や都内での賃貸で駅徒歩15分以上くらいを考えているお客さまはほぼ自転車利用を視野に入れています。徒歩20分なら自転車で10分なのでそのくらいならOKという感覚のようです。

確かに、駅前の駐輪場に空きがあれば非常に便利なのでいいのですが、都心部や都内の月極駐輪場は基本的に空いていないと思った方が安全です。

とはいえ絶対に停められないということはなく、当日利用であればまず空きがあることがほとんどなので、まず当日利用を使っておくというのが得策です。

金額の差も大したことはなく、大きくて2000円/月ほどの差が出ることがあるようですが、平均的にみると1000円程度しか変わらないという感じです。

今回お話しした情報を知っているといないとでは、けっこう話の信ぴょう性に差が出てきますので、頭の端っこには入れておくといいと思います。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。