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固定観念に縛られると本質が見えなくなる【不動産営業マンの接客】

先日仕事で一人のスタッフと固定観念についての話をしました。その人は営業マンではなく事務方の人なのですが、とても意識高くスキルアップのために考えていることに驚きました。

そこで今回は、固定観念に縛られてしまうことの恐ろしさについてお話しします。

今回のお話しについては、新人さんはもちろん、ベテランの域に達している人にも是非読んでもらいたい内容です。というのも、ベテランさんほど多くの経験を積んでいて、自分なりの考え方ややり方を持っています。もちろんそれが悪いという事ではないのですが、今までの経験からくる固定観念が邪魔をして、本質を見失ってしまっているというケースはけっこう多くあります。

固定観念を完全に捨て去るという事は正直不可能に近いと思いますが、できる限りフラットな思考で立ち回ることはできます。

この記事ではまず固定観念や思い込みが、いかに本質からずれてしまうことになるのかについてちょっとした問題を出し、その恐ろしさについて理解してもらえればと思います。

その後固定観念をできるだけ持たずにするための方法について触れていければと思いますので是非楽しみに読み進めて見てください。

固定観念に縛られると本質が見えなくなる【不動産営業マンの接客】

まずはどれだけぼくたちが日ごろから、数多くの固定観念や思い込みに縛られてしまっていて、どれだけ本質が見えていないのかということを理解してもらうためにちょっとした問題を出したいと思います。

あなたは誰を選ぶ?【国の行く末を決める大統領選挙】

これからあなたには、あなたの生活する国の行く末を左右する大統領選挙に臨んでもらおうと思います。

投票は終盤です。

あなたの最後の1票でどの人が大統領になるのかが決まります。残った候補者は3名。それぞれ異なった特徴を持ち、みな大統領になるのに相応しい能力を備えている人物です。それではその3人の候補者を一人ずつ見ていきましょう。

候補者A

  • 何度か不正を犯した過去がある
  • 汚職政治家との癒着があるという話がある
  • 重要なことの決断は占星術者に助言を求める
  • 2人の愛人がいる
  • ヘビースモーカー
  • 毎日10杯のマティーニを飲んでいる
    ※マティーニとはアルコール度数の高いショートカクテル(お酒)のことです。

候補者B

  • 勤めていた会社を2度クビになったことがある
  • 睡眠時間が長くいつも昼まで寝ている
  • 学生時代に麻薬の前歴がある
  • 毎晩1リットルのウィスキーを飲んでいる
  • 戦争が大好きすぎて「ナポレオンのいた大戦争時代に産まれたかった。」が口癖

候補者C

  • 以前の戦争で大活躍し、軍人として勲章を授与された英雄
  • ベジタリアン(菜食主義者)
  • ビールが好き
  • タバコを吸わない
  • 浮気などの不祥事のうわさが一度もない

以上の3名が候補者です。

この選挙はあなたの国の行く末を決めるとても大事な選挙です。慎重にだれに投票するかを考えてくださいね。

あなたは誰を選びましたか?この問題の解答

さて、投票する人は決まりましたか?早速ですがおそらく、多くの方が候補者Cを選んだのではないかと思います。どうですか?当たっていませんか?

それでは種明かしをしていきましょう。

まず、今回の登場人物の3人というのは実はみな実在した人物です。ではその人物とはだれだったのか。解説をしていきます。

候補者A→フランクリン・D・ルーズベルト

  • 何度か不正を犯した過去がある
  • 汚職政治家との癒着があるという話がある
  • 重要なことの決断は占星術者に助言を求める
  • 2人の愛人がいる
  • ヘビースモーカー
  • 毎日10杯のマティーニを飲んでいる
    ※マティーニとはアルコール度数の高いショートカクテル(お酒)のことです。

ルーズベルト氏はご存知の方も多いと思いますが、とても有名な第32代アメリカ大統領です。近代史の教科書には間違いなく出てくるほどの偉大な大統領の一人です。

ニューディール政策を実施して第二次世界大戦への参戦により、アメリカ合衆国の経済を世界恐慌のどん底から回復させたと現在もとても高い評価を受けています。

候補者B→ウィンストン・チャーチル

  • 勤めていた会社を2度クビになったことがある
  • 睡眠時間が長くいつも昼まで寝ている
  • 学生時代に麻薬の前歴がある
  • 毎晩1リットルのウィスキーを飲んでいる
  • 戦争が大好きすぎて「ナポレオンのいた大戦争時代に産まれたかった。」が口癖

チャーチルという名前を聞いたことがあるという方も多いと思います。イギリスで最も有名な首相の一人です。ノーベル文学賞を獲得したことでも有名です。

葉巻を政治的に利用したことでも知られ、葉巻を吸いながらの演説は、落ちそうで落ちない葉巻の灰にハラハラさせることで人々の注目を引き付けていたと言われ、彼の演説はとても有名です。

候補者C→アドルフ・ヒトラー

  • 以前の戦争で大活躍し、軍人として勲章を授与された英雄
  • ベジタリアン(菜食主義者)
  • ビールが好き
  • タバコを吸わない
  • 浮気などの不祥事のうわさが一度もない

多くの皆さんが選んだであろうCの人物は、ユダヤ人の大量虐殺を行ったことで名の知れた、あのヒトラーです。

でも実は動物愛護法をつくったり、ベジタリアンだったことから有機栽培を開発するなど意外と知られていませんがいろいろと功績も残してはいます。

固定観念ってこんなにも恐ろしいんです

いかがだったでしょうか?

話を面白くするためにちょっと偏った書き方をしているので、ほとんどの方がヒトラーを選ぶようになっているというのもありますが、書かれていること自体はウソ偽りない事実です。

固定観念ってこんなにも恐ろしいんです。大酒飲みってことは粗暴な人なんじゃないかとか、ヘビースモーカーはだらしない人なんじゃないか見たいな勝手な固定観念が僕たちには意外と染みついてしまっているんです。

こういった固定観念に惑わされることなく、しっかりと本質を見ることができるようにならなくてはいけないという事がなんとなくわかってもらえたかなと思います。

固定観念に惑わされないためにどうしたら良いのか?

それでは実際にこういった固定観念に惑わされないようにするためにはどうしたら良いのかについて解説をしていきます。

究極論ひとそれぞれといえばそうなのですが、ある一つの意識を持つことでけっこう回避できますので、今回はその一つの意識についてお話しします。

『すべての事象に疑問を持つ』という意識が固定観念を取り払う方法の一つ

そもそもなぜ僕たちが固定観念に惑わされてしまうのかと言うと、きっとこうなんじゃないかという勝手な予想を確認することなく物事や思考を進めていってしまうからです。

例えばさっきの話で言うと、大酒飲みなんだからきっと粗暴な人なんだろう。みたいな感じです。

でもここでもし

「なぜこの人はそんなにもお酒を飲むのだろうか?」

という疑問を持つことができ、その本質について確認しに行く質問ができたとします。例えばマティーニを毎日10杯飲むというルーズベルト元大統領の場合、お酒であれば何でもよかったわけではなく、マティーニという彼にとって特別なカクテルを毎日10杯飲むことに何か大きな意味があったのかもしれませんよね。

こうなってくると、ただの大酒飲みというのとは少し印象が変わってきませんか?

要するに、本質を探りに行くヒアリングこそが、固定観念に惑わされることの予防になるということなんですね。

ぼくは良くなぜなぜ思考なんて言い方をしますが(なぜなぜ思考の話はトップ営業マンのヒアリングのコツは「なぜなぜ人間」になることという記事で解説しているのでまだ読んでない方はこちらからどうぞ)、すべての事象に対して「なぜ?」と思うことができるようになることがとても大切です。

まとめ

今回は固定観念に惑わされてしまう事の恐ろしさについて、ちょっとした問題と合わせて解説をしていきました。

営業マンとして成功したいのであれば特に、固定観念に惑わされることには注意をしなくてはいけません。特に不動産賃貸営業マンの場合、お客さまに対して質問をすることなく、言われるがまますべて鵜呑みにしてしまうと大失敗することが多くあります。

人は誰しもが固定観念に惑わされる危険を持っていますが、それがすべて悪いというわけでもありません。というのも、固定観念とは言い換えれば人生経験の蓄積であるとも言えます。固定観念があるからこそ得をすることもあるという事です。

大事なのは、固定観念に惑わされてミスリードに陥ってしまうことです。そのために必要なのは『確認』です。そのために必要なのが、すべての事象に対して疑問を持つことと、しっかりと確認をする質問力です。なぜなぜ思考を身に着けることでこれは回避することができます。

このように話してしまうと少し難しく、怖く聞こえてしまうかもしれませんが、しっかりと考えながら経験を積んでいけば問題ありませんので安心してくださいね。そのために必要なコツやポイントはぼくがしっかりと提供していきますので、これからの楽しみにしていてくださいね。

ABOUT ME
池田 優輔
飲食店フリーターからニートという超暗黒時代を過ごしながらも、賃貸仲介営業に未経験で飛び込み何とか人生を立て直す。 現在は不動産賃貸仲介会社にて人事・WEBマーケティング責任者として従事する。副業として会社経営中の社長という面も持つ。 20代で戸建てを購入し、ボルゾイという大型犬と共に暮らす2児の父でもある。
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著者であるぼくが賃貸営業マンとして成功するために何を考え行動したのかのすべてをここに詰め込みました。できるだけ再現性、汎用性が高く、誰もがマネできることを一番に考えて執筆しています。
「絶対に成功してやる!」みたいなやたらとモチベーションが高い人向けというよりは、不動産賃貸営業マンになりたくてなったわけじゃなかったり、なってみたはいいけれどなんだかうまくいかないといった方に向けて書いています。